昨年度は、女子のあまりの失礼さに恥じ入った内科検診でしたが、
その点については、職員にも多大な協力を得たためか、 今年度は問題なく終了。 しかし、代わりに、 男子のあまりの恥ずかしさに、ことばを失う場面はございました。 3年の内科検診が始まろうとする、ある日の昼休みのこと。 遊びに来ていた3年男子が 「ねえ、内科検診って、女子も、こーやるの?(上着をまくって胸を見せる状態)」 と、突然言い出しました。 いったいどうして、今、それに気づいちゃったかな。 ・・・というか、なんで今まで気づかなかったの? って感じなのですが、 「そうだよ」 と答えると、 「すげー!」 「エロい!」 「エロオヤジじゃん」 「俺も医者になる!!!!」 ・・・と、絶叫。 そこへ、検診担当の内科校医登場。 ・・・うわ、今の、絶対聞こえていたよね・・・と 申し訳ない気持ちの私のことなんかお構いなしに 「あ、この先生知ってる!」(校医は地域の開業医なのでかかりつけも多い) 「先生~うらやましいですよぉ。俺も医者になりたいです」 とか何とか、なれなれしく校医に肩を組んだりまでし始める3年のサルたち・・・(--メ) 「・・・す、すみません、ほんとーにバカ で・・・」 私の謝罪に、校医さんも苦笑いしつつ 「動機が不純だな」 ・・・で済ませてくれましたけれど・・・。 存在自体が恥ずかしいってば、キミタチ!!! #
by noraneko_89
| 2006-06-15 23:28
| これが思春期だ!
Aさんは、昨日彼女のほうから相談を持ちかけてきてくれて、
一通りの状況はわかった。 今、療養休暇&休職に向けての話を進めている。 本当だったら、明日からでも休みたいくらいの状況らしく、 客観的に見ても、そのほうがいいだろうというのはわかるのだが、 現場の現状は、あとひと月あまり(つまり学期末まで)待って欲しいようで、 その件については、私には何の手助けも出来ないのだけれど・・・。 それでも、彼女は私に心は開いてくれたらしく、 今日も、空き時間に居辛い職員室から逃げて、保健室に話をしに来ていた。 当初の予定とは違ったけれど、カフェの初来客。 「あれも、これも、それも、みーんな『症状』で、 自分がダメなわけじゃないし、治れば元に戻るよ」とか、 「休んだあとのことは心配しなくて大丈夫。そのときは今の自分じゃなくなっているから」とか、 「健康な人はダラダラ寝てたら退屈になるんだから、 退屈じゃない間は、休んでいていいのよ」とか、 私にいえるのは経験者としてのそんなことだけなんだけど、 それでちょっとは役に立っているのかしら・・・?? そして、放課後には、 当初の予定・・・だった彼女が、突然やってきた。 実は今日は、生理前のうえにタチの悪い低気圧が来ていたみたいで、 私自身、朝からドロドロで、何人かの人からは 「大丈夫?」と声をかけられていた側だったのだけれど、 彼女も「体調大丈夫ですか?」って言って入ってきた。 「うーん、正直、今日はきつい。昼間よりだいぶよくなったけど・・・」 といいつつ、 「Bちゃんも大変なんじゃないの?いろいろ・・・」 と話を向けたら、 「・・・愚痴言ってもいいですか・・・?」って。 ひとしきり話すことを聞いて、泣かせてあげるしか出来なかったけど、 ちょうど、この4月の異動で、 親しく、話を聞いてもらっていた、年齢の近い女性がみんないなくなってしまって、 「たわいない話も出来ないのが余計キツイ」 ってことだったから、話せただけでもいいのかな。 そんな、保健室カフェの、本格的な初営業日でしたが、 実はせっかく開店時に用意したお茶やらココアやらは、 私がほとんど飲んじゃったあとで、 お冷も出せないカフェとなりました^^; ・・・現実はこんなものか(笑)。 いろいろ、思うところはあるけれど、 それを抱え込んじゃ、こっちの身が持たないから、ひとまず荷下ろし。 出来た分だけ、やれればよかった・・・ってことにしないとね。 自分も病人だってことも憶えておかないと。 あせらないで、ゆっくり、ゆっくり・・・。 のんびりが、きっといちばん近道だから・・・。 #
by noraneko_89
| 2006-06-13 22:02
| 永遠のテーマ『連携』
今年度、移動してこられたA先生(♀・私より結構先輩)が、
最近つらい状況で、眠れなかったりするらしい・・・という話を小耳に挟んでいた。 先日、とうとう彼女がお休みしてしまった日、 彼女と同じ学年にいる、同期のKちゃんにそっと耳打ちしてみた。 「Aさんがツラいとかいう噂を、聞いているんだけど・・・」 「ああ、実は・・・」 という状態になるKちゃんを制して 「んで、Kちゃんは大丈夫?」 と言ってみた。 そこの学年は、Kちゃんと彼女以外はオトコばっかりで、 ベテランで力があって働き者の、いいやつばっかりではあるんだけど、 はっきり言ってオンナゴコロなど、まったくわからない鈍チンの集まりなので・・・。 先日から、その中の一人が家庭の事情で休職しつつも 代替の教員も来ない中、みんなの「ベテランさ」だけで回っていたのを知っていたので、 ここでAさんに倒れられると、実は一気にKちゃんの負担が増えるんじゃないかなぁ・・・ と心配していて・・・。 ちょっとびっくりしたような顔をしてから 「そんなこと心配してくれたのnoraちゃんだけ~!!」 と、感動され、 「・・・やっぱり・・・(--メ)」 って感じ。 でも、まあ、Kちゃんはとりあえず大丈夫みたいで、 A先生の『聞き役』もしてくれているようだった。 今日になって、A先生が病院で「うつ病」といわれたことがわかり、 とりあえず私は 「『ここにもひとりいるから』って、言っておいて」と。 「言っていい?」 と念を押されたけれど、そのことは全然構わない私です。 自分から宣伝するようなことじゃないから、とくに話していないけれど、 カミングアウト、まったくOKだから。 そのくらいしか、社会に貢献できることないから(笑)。 SC(スクールカウンセラー)の人にも、 Aさんは相談していたようで、 私はSCさんから、「nora先生のこと、話してもいいですかね?」と聞かれたので 「もう、いくらでもどうぞ♪」と、言っておいた。 もともと、休職するときにも「公表してください」って、校長に言ったんだもの。 きっと同じようになる人が、この先たくさん出てくると思ったから、 そのときに「ああ、noraさんもそうだったよね」って思ってもらえたら、 ちょっとはいいかな・・・って思っていたからさ。 でも、当時の校長は、公表してくれなかったんだよね。 あれは、あれで、ちょっと傷ついたぞ。 ところで、それ以外に、今私に出来ることってなんだろう?? Aさんに、してあげられること、言ってあげられることがあれば 何だってしようと思っているのだけれど、 いざこうなってみると、どうしたらいいのかが自分でもわからないんだよね・・・。 #
by noraneko_89
| 2006-06-08 23:43
| 永遠のテーマ『連携』
本日3年生の歯科検診。
この人たち、ほぼ1年前にモンキーパーク状態(というか、実際はっきり言ってそれ以下)な 歯科検診を展開してくれた人たちです。 うーん。 思った以上に・・・なんて甘いことばではなく、 想像を絶するほどに『人間』でした。 検診終了後、 「ご協力ありがとーございましたー」 という、お決まりの挨拶とともに、 彼らの成長ぶりについて、とことん褒めておきました。 「何しろ、『サル以下』から人間への飛躍ですから、それはもう、スゴイです!!」 3年の先生も満足げに 「日々『調教』しているからねぇ・・・」 なーんて、言っていました。 ・・・学校って、何!? だけど、言い訳のようだけれど こんなふうに、ことばじゃ言いたい放題の先生ほど、 子どものことを心から愛しているんだよ(^_-)-☆ #
by noraneko_89
| 2006-06-06 23:16
| 健康診断
尿検査の2次と内科検診、そして心臓検診の2次が重なっていた今日。
朝、尿を集めて、提出者名簿の処理をして、 「病院の方が取りに見えたら、これ渡してください」という状態で 事務室に預け、それから内科検診・・・ということになります。 「去年も何とかなったし、大丈夫だろう」 ・・・と、私のシュミレーションが甘かったです。 今年から『朝読』が入った関係で時程が変わった影響は思ったより大きかった。 ・・・やば・・・尿検の処理、内科までに間に合わないわ。 でも、9時から難しいほうの校医さんの検診だ・・・。 まずは、校医さんと個人的に仲のよい(かかりつけらしいです) 事務の方に、 校医さんが見えたら、保健室にお通しして、お茶を出していただけるようお願い。 ・・・それでもまだ、不安が拭えない私は・・・。 ・・・校長室に飛び込みました。 そう、こんなとき、一職員を庇って守ってくれるのが、素敵な管理職♪ 「助けてください。かくかくしかじか・・・なので、 9時になっても私が保健室に行かれなかったら、 Dr.の『ご機嫌取り』をしてください」 結局、校長&教頭で、Dr.のお迎えをしてくださったおかげで、 ご機嫌麗しいまま、検診を終えることが出来ました。 校長先生は、事務室への『尿運び』もやってくださいました。 みんな、『冷たい』とか『細かい』とか、いろいろ言うけど、 いいヒトよ、うちの校長先生♪ ・・・というわけで、朝から校長を使いまくる養教でした。 #
by noraneko_89
| 2006-06-01 23:18
| 永遠のテーマ『連携』
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キレたり、ヒネたり、泣いたり、寝込んだりだってしますよ・・・人間ですもの、私。
でもでも、明日の笑顔のために、毒気はここに吐き出しておきましょ。 そんな私のための場所ですから、あまりに批判的なコメントや、挑発的なコメントは、お返事しないで削除します。ごめんね。 闘う場所は、現場だけで充分なのよ・・・。 カテゴリ
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