女王の教室

・・・スペシャルを、やっていますねぇ、今日・明日(っつーか、すでに、昨日・今日だけど)。

現職教員としては、感じること、思うところ、結構・・・多々・・・ってところかな。

過去の過去の、いわゆる「新採用当時」に近い『阿久津先生』に、今日、触れて・・・、

「そりゃー、そういう風になるよね」って言う部分と「それは、こう対応すべきだったでしょ」という部分、
大雑把に半々という感じです。


私は、『悪魔のような』と言われる現代の阿久津先生に関して、どっちかというと支持派です。
実際には、さまざまな手かせ足かせの中、あんなふうには出来ない現場の状況だけれど。

愛だけでは、必ずしも伝わらないし、気合と気力だけでは何も動かないということも
わかってしまったけれど、まだ、『良心』を信じる思いを捨てきれないという、
この世代特有の教員気質に、心外ながらもどっぷり・・・ってな感じです。

ま、いずれにせよ、自分でいろいろ考えてみる、いいチャンス・・・って感じです。
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# by noraneko_89 | 2006-03-18 02:45

そして予定は立たない日々

3年生は卒業してしまい、
さらに今日は2年生も校外学習でお留守の日。

こりゃー、職員室にいて大丈夫だな。ちょうどカウンセラーさんの来校日だし、
この午前中で、年間のまとめレポートを作成すればいいや・・・と思っていた。
・・・ら・・・、

最近、クラスの女の子と、ちょっとトラブったらしいと
担任から聞いていた1年生が『頭痛』。
何も喋ってはくれない気配だけれど、とりあえず休養。
2時間休養しても、立ち直る気配なし。
私に話す気もないようで、担任にも話す気はないようで。
・・・ま、それはいいのだけれど、私は午後から出張だったので、
とても中途半端な状態で担任にバトンタッチせざるを得なかった。

そして、そんなわけで、何をするわけでもないのだけれど
保健室から離れられない午前中となり、
カウンセラーさんには「ごめ~ん!!私のできるところはやっといたから、
あとは担当のA先生と打ち合わせてください。作業は残してくれていいから、
私がやるから、じゃあ、私、いってきます」
ってな感じになっちゃいました。
今年度最後の逢瀬だったのに・・・。


・・・とまあ、いつだって予定のたたない仕事です。
もう慣れていますけれど。
目論見は、今日も思いっきり、向こうからハズレ(笑)。
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# by noraneko_89 | 2006-03-16 22:41 | 日々の暮らし

明日は卒業式♪

楽しみだ・・・卒業式。

明日を最後に、あの「猿」とも、「魔女」とも、「オランウータン達」とも、
私は縁を切るのだ。
キミタチは、それぞれに、自分の未来を自分で築いていってくれ、
もう、わたしは、知らん・・・。
来週からは、キミタチの保育に悩まされることもない。
その発言に傷つくこともない。
あー天国♪

・・・なのに・・・。

なんだろう、「寂しい」ぞ。
そんなはずはないのに、私はこの日を待ちわびていたのに。
どうしてだろう、ただただ、今は、
キミタチがちょっとずつでも素敵な大人に近づいていってくれることを望んでいる。

はぁーーーー、ヤキがまわったって、こういうことかもしれねーな。
あんなことも、こんなことも、あぁぁんなこともあって、
あんたたちには、ほとほと愛想も尽きたはずなのに、
しあわせな大人になって欲しいと、どこかで望んじまっている、
「年とるって、こういうことなのかぁぁぁぁぁ!!!」


でも、ま、いまさらじたばたしてもしかたないね。
自分とかかわった子どもには、ちょっとでも素敵な大人になってもらえたら・・・と思う、
これは、職業病みたいなものなのかもしれない。
結局「高校辞めた」「クビ切られた」「○○で捕まった」・・・なんて聞いて
またあらためてがっかりすることになるんだけど、
それでも、「頑張れ」と言ってしまう、しょーもないオトナたちを許して欲しい。
今日、この日だけは、素敵な笑顔を見せて欲しいと思ってしまうオトナたちを・・・。

明日からのキミタチに、また困難は尽きることなく降りかかるかもしれないけれど、
それを乗り越えてくれたなら、どれほど嬉しいかと、
願ってやまないバカなオトナが大勢いることを、
どうか忘れないでいて欲しい・・・・・・。


卒業おめでとう♪
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# by noraneko_89 | 2006-03-09 23:06 | そして、ありがとう

ひ・み・つ♪

異動がある人は、明日にはわかるらしい・・・とか。・・・ウワサだけど。

教職員の異動って、基本的には4月1日までマル秘ということになっている。
だから、今年始めての異動になりそうなAちゃんは、
「それって、黙っていなきゃいけないんですか?」と心配そう。
「内緒ね・・・って言って、喋るんだよ。で、内緒ね・・・って言って広まって、
だいたい職員みんなが知っているんだけど、でも、内緒なの」
と答えておいた。

本当にまったく内緒だったら、他の人もいろいろ困るのだ。
心の準備も、身辺の準備もあるし・・・。
基本的には、生徒や保護者に漏れなければいいのだと思うけれど・・・。

不思議な人事の『内緒』である。
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# by noraneko_89 | 2006-03-06 22:17 | 日々の暮らし

むむ!

この春は、大丈夫だろうと、タカをくくっていたのだが、
どうやらそうとも言い切れないらしい事情がいくつか耳に入ってきた。
・・・ええ、異動です。

雇われるものの宿命なんだけれど、
前回のときは、もう、1年位前から見えていて(町内に退職される方がいたし、
私も10年だったし・・・)、全身で覚悟していたので、
こんなにも「まっさかぁ」と思っている状態で来られると、
なんだか、ちと、裏切られたような気分・・・。


・・・ま、実際のところは、まだ全然わからないのだけれど・・・。

あーん、あと二年、ここにいたいんだけどなぁ・・・。
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# by noraneko_89 | 2006-03-01 20:58 | 日々の暮らし

テストの日の職員室

今日と明日は学年末テスト。
保健室受験はあったけれど、それでも、テスト中は私は結構のんき。
同僚と、微妙に、いつも、モチベーションが違うのが寂しいこともあるけれど・・・。

・・・で、暇だったので、1年生の数学のテストを受けてみた。
「珍答があっても、爆笑しないでくださいよー」・・・と、提出。
採点しながら、彼は、「おーっと」と声を上げました。
大人でもここは取れるはずの方程式の部分で、思いっきりミスっていたようです。
昔から、必ずどこか一問は「やっちまった」があって、
「絶対に満点を取れないタイプ」だったのですが、
そういうのはいくつになっても治らないみたいです。

…ま、とりあえず、大恥はかかないで済むくらいには出来たけれど、
現役離れて長いと、数学みたいな教科でも、もう、
「憶えていませ~ん」ってコト、結構あるんだなぁ…と実感。


試験日の午後は、採点している先生方の間で、
ときどき笑い声が上がる。
「座布団一枚!」って感じの珍解答・迷解答が、毎回あるからね。

私が過去に「ナイス!」と思ったのはふたつ。

ひとつは、保健体育。
同業の方なら、大人でもわかるでしょう「スキャモンの成長曲線」の問題。
スキャモンの部分を答えるように作られていたのですが、
やっぱりいましたよ「フェロモン」って書いたヤツ。

もうひとつは、いまだに私の中でグランプリになっている迷回答。
今日も、数学の先生と、思い出して笑いました。
教科は家庭科。
「ステーキの焼き方で中まで火を通して欲しいとき、
お店の人になんと言いますか」っていう問題だったと思う。
答えは「ウェルダン」なのですが、こんなふうに書いた女のコがいました。

「よく焼いてください」

・・・間違っていません。決して間違っていません。
彼女は充分、生きていかれると思いました。
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# by noraneko_89 | 2006-02-23 21:56 | 日々の暮らし

卒業生の訪問

卒業生が遊びに来た。
ここで詳しいことを書くわけには行かないのだけれど、
本当に、まあ、蔭ながらいろいろあった卒業生。
今は、定時制の高校に通いながらアルバイトをしている。

去年卒業してから、何度か逢いにきてくれたけれども、
逢うたびに彼女は大人になっていて、
そのことに私が励まされる。

今日はこんなことを言っていた。
「私、結婚したくないんです。結婚して、養われるって、人の世話になって生きるって
なんだかイヤで、自分の力で生きて行きたいから・・・」

結婚するしないは、まぁともかく、
コレが、一年前には「大人になったら働かなきゃいけないから、大人になりたくない」
と言っていた女の子の言葉かと思うと、こちらは目を見張るばかり・・・。

お金がすべてではないけれど、「稼ぐ」「稼げる」という体験は
確実に彼女をエンパワーメントしてくれている。
自分の力で、自分が生きていくためのお金を稼ぐ・・・という実体験によって、
ものすごく、彼女は、自分自身とその力に自信を持つことが出来るようになっていっている。
・・・そのことが、私にとってはとてつもなく嬉しかった。


彼女の元担任が、顔を見に来てくれたとき、
保健室には「イロんな事情」の在校生たちが集まっていた。
「ほら、アンタも自分がしてもらったことを、
こういう後輩に還していかなくっちゃ」
何気なくそう言った元担任のコトバに、彼女は、
「うん、だって、今、私の夢は保健の先生になることですから」
と答えた。

「保健の先生になるには、二通りあって、看護師さんになってから
1年学校に行くか、高校出てから、その専門学校か短大に行くか・・・」
彼女は、そう話してくれた。
そのふたつがすべてではないけれど、本気で、きちんと、
調べていることがわかった。

「よく調べたね」
というと、
「保健の先生になるっていうの、私の初めての夢だから」
と、彼女は言ってくれた。


私はすごく嬉しかった。
いつもどこか刹那的で、エネルギーの持って行き場が見つからなくて
将来に絶望していたような彼女が、目標を持ってそこに向かっていこうと
思えるようになったこと、その力だけで、こちらが勇気づけられた。

実際に、彼女が養教になるかどうかは、まだ全然わからない。
こんなふうに、目標を持って、明るい、強い瞳で世の中を見ることが出来るようになったら、
他にもたくさん、楽しそうなことやしたいことを見つけられるだろうし、
そしてそっちに目標が移っていくことは全然かまわない。

ただ、そういう目を持つようになったきっかけが
『保健の先生になりたい』という思いであったこと、それを、
私は誇りに思うし、それより何より、とても、ありがたいと思った。
感謝したい気持ちだった。

彼女に恥じない養教でありたいと、
心からそう思ったな・・・。
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# by noraneko_89 | 2006-02-17 23:16 | そして、ありがとう

見つめてやった・・・

一昨日の彼女。
今日も変わらぬ様子で訪れました。

1年生で、ゆっくり休ませてあげたい子がいたのに、
困ったちゃんな態度をとる彼女とその友だちに、
職員室へ、ヘルプをお願いしました。

一昨日と同じく、たまたま「空き」だったのは学年主任。
一昨日と同じく、失礼千万な彼女たち。

「あなたたちは、親にちゃんとしつけてもらえなかったんだよね、かわいそうに」
そう、わざと言ってみた。
「なに?意味わかんない!!」みたいな、筋の通らない反論にも、
「うん、わからないよね、あなたには・・・」と、
変わらないトーンで続ける。
「親のせいじゃないし」
という反論は、すごかった。
それで少し安心した。

誰だって、自分の親を他人から悪く言われるのは面白くない。
この子たちも、ちゃんとその感覚を持っている。
「よかったな」・・・と思った。
・・・まあ、この発言で、私は思いっきり嫌われたかもしれないけどね。


もう、何を言ってもコトバじゃかみ合わないから。
ただただ、彼女のことを見つめてみた。
「何?」
と、彼女が言っても
「なんでもないよ」と言って、ただ、見つめ続ける。
私は決して目をそらさないよ・・・と思いつつ・・・。

「なんですか?」
「ん?なんでもないよ」
「何で見てるの?」
・・・というやり取りが、何度か繰り返された。

「・・・○○さんとも、あともう、何日一緒にいられるのかな・・・と思ってさ」
何度目かの時にそう言ったら、
「寂しいの?」
と、決してそんなこと思ってないんでしょ?っていう感じで、からかうように彼女が言ったので、
「寂しいよ」
とストレートに言ってみた。

「あんなに、何度も何度も一緒にいて、いろいろ話して、
でも結局、都合のいいときはニコニコするけど、自分の気に入らないことを言ったらプイ
・・・っていう関係しか作れなかったんだ・・・って思ったら、
すっごく寂しいよ」
どんなに彼女が茶化そうとしても、おチャラケようとしても、
微動だにしないつもりの重いトーンで、そう言ってみた。


手ごたえが、ちょっとはあったように感じたのは、私の思いすごしなのかな。
もう、本当に「あと何回」しかない彼女との接触の中で、
私にできることがあるとしたら、何なんだろう・・・。
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# by noraneko_89 | 2006-02-16 23:02 | 日々の暮らし

多分中学に勤めているはず・・・

2年生のGくん。
いまさら書かないけれど、多々、問題行動の認められる困ったちゃん。

昨日だったかな、もう一人の2年生とともに授業を離脱してきたときに、
「くさい、くさい、くさい!とんでもなく臭いよ!
あなたたちは毎日この匂いを嗅ぎすぎて、鼻が麻痺してわからなくなっているんだろうけど、
具合が悪くなるくらい臭いんだよ!いなくなったあとも臭いんだよ。
気分の悪い人が来たとき、コレじゃ耐えられないよ。
そんな人は保健室には入れられないよ」
そう言って、追い出した。
だって、本当に、朝から香水一瓶浴びてきた?っていうくらいの匂いなんだもの・・・。


そのGくんが、1時間目から体育の授業を離脱して、
外の入り口をノックした。
「なんだよー、朝から・・・」
と思いつつ、おそるおそる(私自身も、本当にあの香水に辟易していた)ドアを開けると、
「先生!今日は香水つけてこなかったよ」
と、ニコニコ。


かわいい・・・あまりにもかわいいよGくん。
本当に、赤子のようにかわいい
キミが実際に赤子の大きさだったら、どれほどかわいかったことか(^_^;)。


・・・そうか、キミは本当は赤子なんだね。
キミがときどき、キレて手がつけられないほど暴れたりするアレは、
キレているのではなく、「疳の虫」っていうヤツなんだね、きっと・・・。


・・・・・・宇津救命丸・・・あげたほうがいいのかな・・・。
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# by noraneko_89 | 2006-02-15 20:39 | 日々の暮らし

うちの娘だったら・・・

進学先も決まってしまい、
勉強する気なんて毛頭ないし、
学校にだって来たくないのだけれども、
「親がうるさいから」「他に居場所がないから」「退屈だから」・・・
というような理由で学校に来ている3年生が、
こう言っちゃいけないのだろうけれど、
本当に邪魔。

授業だってもう午前中しかないのに、
2時間目が始まったころに、遅刻してきて、
その上授業にも行かずに保健室に居座ったりして・・・。

濃い化粧と短いスカートを大目に見たとしても、
歩いた後に「匂いの道」が出来るほどに浴びたコロンは
本当に許せない。
逃げられないし、こっちにも移るし、いなくなったあとも残るし・・・
気分の悪い子には、たまらないと思うよ。
アレルギー症状が出ちゃう子だっているかもしれないよ。


そんな3年女子と、指導に来た学年主任とのやり取りの中、
「なんでいけないの?」「いいじゃん」
「イヤなんだもん」「つまんないんだもん」
「やりたいからやったの」
「授業は行かない、行きたくないもん」
「帰らない、帰りたくないから」
・・・そんな発言ばかりを「うぜぇんだよ」「うるせーなぁ」を
散りばめながら吼えまくる。

話し合いには、ならない。
理屈も筋も、説得もない。
どんなに勝手だろうが、迷惑だろうが、わがままだろうが、
それを押し通した者の勝ち、になってしまう。

「明日から化粧も落としてくるんだから」とか、
なんだかわからないけど威張って言っている。
何を勘違いしているんだ、この娘は・・・。


体罰には反対だ。
だけど、正直、「私の娘ならひっぱたいてやる」と思った。
そして、そのときの気持ちは、攻撃ではなかった。

TVで同じようなわけのわからない女の子を見ても
「なんなの?コイツ」と呆れた気持ちになるだけで、
こんなふうに腹立たしい思いになったりしないもの。
コンビニの前で逢った子にこういう態度をとられたら、
かかわりあわずにさっさと立ち去りたいと思うもの。

体罰も虐待もいけない。
でも、こんなときにわいてくる
「いい加減にしなさい!自分がどれだけ恥ずかしいことをしているかわからないの!?」
という気持ちは、・・・多分、「親心」だと思う。
人として恥ずかしい振る舞いを続ける娘を、これ以上人前にさらしておくわけには行かない、
そんな気持ち。
そんな、「このままにはしておけない」「放っておくわけにはいかない」
という思いは、身内だと感じる気持ちがあるから、沸いてくるのだと思う。

この娘は・・・
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# by noraneko_89 | 2006-02-14 22:03 | いい加減にしろ!