6時間目も始まって、「もうこれが終われば子どもたち帰るだけだし」と、
気を許してちょっとコンビニに用事を足しに外出。 20分ほどして戻ったら、玄関の前にK先生。 車を降りて「ただいま~」と歩いていくと 「今、A子が授業中に吐いちゃって、お迎え待っているんです」とのこと。 「ひぇ~、肝心なときに留守してごめん!!それにしても、 ちょっと席をはずしたときに、ピンポイントで事件は起きるね」と、 保健室に駆け込むと、彼女は他の女性教員に付き添われて 着替えて保健室でお迎えを待っているところでした。 役に立たなくて申し訳ない~!と思いつつ、 ある意味、ゲ○現場に立ち会わずに済んだことに安堵していたのも、実は本心。 無事に保護者に引渡し、放課後の職員室。 「大変だったね」とその時の授業者と連絡を取り合っているとき、 「いやぁ、周りが冷静だったんで助かったよ」と彼。 誰も騒いだりしないで、大人の対応をしてくれたんだね。 格好のいじめの材料にもなってしまう可能性を持つ、この手の出来事、 本人のからだももちろんながら、精神的打撃も気になるのが中学校です。 だけど案外、こういうときに、 子どもたちの「思いやりある態度」に触れることが多くて、感心します。 今日はさらに、驚くことがひとつ。 現場に駆けつけたらしいK先生が 「Mのヤツ、頑張ってましたよね、こーやって」 …と、両手を前に差し出すポーズをしていました。 どうやら、クラスメイトのひとりが、 彼女の「ゲ○」を両手で受け止めてくれていたらしいのよ。 …なかなか、出来ないよね。 そう、こんな子だっている。 表に出るのは、困ったとんでもない中学生ばっかりだけど、 決してそれが全部じゃない。 なんだかちょっと、嬉しい気分になる話でした。 あとで、こっそり、彼女のことを調べてみると、 弟妹が3人いる、祖父母との8人家族。 家の中に、いろんな年代の人がいて、 タテ・ヨコ・ナナメのいろんな関係がある、 そういうのって、やっぱり大事なのかもしれないなぁ…なんて、 思ってしまいました。 …さて、これで月曜日に腹痛・嘔吐が続出したらノロだな^^;
by noraneko_89
| 2007-02-16 22:42
| 日々の暮らし
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キレたり、ヒネたり、泣いたり、寝込んだりだってしますよ・・・人間ですもの、私。
でもでも、明日の笑顔のために、毒気はここに吐き出しておきましょ。 そんな私のための場所ですから、あまりに批判的なコメントや、挑発的なコメントは、お返事しないで削除します。ごめんね。 闘う場所は、現場だけで充分なのよ・・・。 カテゴリ
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