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私は親ではありません!

朝、出勤する私を待ち構えている女生徒一人。

「昨日、早退して、今朝も微熱があったんだけど、
お母さんに
『仕事で面倒見られないから、薬が効くまで保健室で休んでなさい』
って言われて、流れで登校してきた」

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!?
朝っぱらから、これ以上疲れることはない・・・っていう気分ですわ。

「学校は託児所じゃないのよ、ふざけるな!」
ってのは、生徒本人に言ったって仕方のないことだし、
逆に言えば、目の前にいるのは、
そんなふうに朝から、母親に放棄された、かわいそうな娘。

とりあえず、1時間目は寝かせたさ。
だけど、熱もないし顔色も悪くないし、授業も「やってやれないことはない」
感じの子を、そう何時間もあずかるわけにも行かない。
他の子の手前だってあるし・・・。

だけど、教室に行くことを彼女は渋る。



これがもし、「大丈夫?学校休む?」って声をかけられながら
「ううん、頑張る」って言って出てきたなら、
一日何とかやれる程度の体調ではあるわけなのよ。
何の苦もなく暮らせるほどに元気ではないけど、
ちょっと「我慢」「努力」すればできるくらいなの。
中学生の「不調」って、こんな程度がいちばん多い。

だけどね、朝から「面倒見られないから、登校しろ」
なーんて言われちゃったあとに、頑張れるわけないじゃん。

ほんとにねぇ・・・。
親にも事情があるのはわかるよ。
出産後24時間×365日×20年間、
「立派な親の顔」をし通せ、とは、言わないよ。


だけどさあ、
臆面もなく「面倒見られない」って言い放つくらいなら、
産むんじゃないよ・・・と、言いたい・・・。
by noraneko_89 | 2006-10-20 12:27 | いい加減にしろ!


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