うちの娘だったら・・・

進学先も決まってしまい、
勉強する気なんて毛頭ないし、
学校にだって来たくないのだけれども、
「親がうるさいから」「他に居場所がないから」「退屈だから」・・・
というような理由で学校に来ている3年生が、
こう言っちゃいけないのだろうけれど、
本当に邪魔。

授業だってもう午前中しかないのに、
2時間目が始まったころに、遅刻してきて、
その上授業にも行かずに保健室に居座ったりして・・・。

濃い化粧と短いスカートを大目に見たとしても、
歩いた後に「匂いの道」が出来るほどに浴びたコロンは
本当に許せない。
逃げられないし、こっちにも移るし、いなくなったあとも残るし・・・
気分の悪い子には、たまらないと思うよ。
アレルギー症状が出ちゃう子だっているかもしれないよ。


そんな3年女子と、指導に来た学年主任とのやり取りの中、
「なんでいけないの?」「いいじゃん」
「イヤなんだもん」「つまんないんだもん」
「やりたいからやったの」
「授業は行かない、行きたくないもん」
「帰らない、帰りたくないから」
・・・そんな発言ばかりを「うぜぇんだよ」「うるせーなぁ」を
散りばめながら吼えまくる。

話し合いには、ならない。
理屈も筋も、説得もない。
どんなに勝手だろうが、迷惑だろうが、わがままだろうが、
それを押し通した者の勝ち、になってしまう。

「明日から化粧も落としてくるんだから」とか、
なんだかわからないけど威張って言っている。
何を勘違いしているんだ、この娘は・・・。


体罰には反対だ。
だけど、正直、「私の娘ならひっぱたいてやる」と思った。
そして、そのときの気持ちは、攻撃ではなかった。

TVで同じようなわけのわからない女の子を見ても
「なんなの?コイツ」と呆れた気持ちになるだけで、
こんなふうに腹立たしい思いになったりしないもの。
コンビニの前で逢った子にこういう態度をとられたら、
かかわりあわずにさっさと立ち去りたいと思うもの。

体罰も虐待もいけない。
でも、こんなときにわいてくる
「いい加減にしなさい!自分がどれだけ恥ずかしいことをしているかわからないの!?」
という気持ちは、・・・多分、「親心」だと思う。
人として恥ずかしい振る舞いを続ける娘を、これ以上人前にさらしておくわけには行かない、
そんな気持ち。
そんな、「このままにはしておけない」「放っておくわけにはいかない」
という思いは、身内だと感じる気持ちがあるから、沸いてくるのだと思う。






この娘は
そんなふうに、親に立ちはだかってもらったことがあるのだろうか・・・。
・・・そう、思った。
脅したり、モノで釣ったりして操り、「許可」と「禁止」で縛るような、
そんな導き方しか、してもらえなかったのではないだろうか・・・。
「ああしなさい」「こうしなさい」と指示されることはあっても、
「こうありなさい」という思いを持って、本気で向き合ってもらったことはないのでは・・・。



『言うことを聞かないのなら、もう勝手にしなさい』
・・・というセリフで、叱ることを終わりにしてしまう親が多くて、
ときどきびっくりする。
「え?そこで、勝手にさせちゃうんですか?それでいいんですか?」
・・・っていう感じ。
機嫌よく親に甘えてくるときはかわいいけれど、
反抗的な子どもからは、目をそらして逃げちゃうなら、
コンビニ前から立ち去る私と同じなんじゃないかと思う。

間違ったり、悪かったり、危険だったりする我が子から、
決して目をそらせないのが、親なんじゃないかなぁ・・・。
真剣さと粘り強さで、どこまでも追ってくる、
そのしつこくて手に負えない感じが、子どもにとっての親のすごさのようにも思う。
抱きしめたり、話を聞いたり、することばかりが愛情として強調されているけれど、
その子を理解してあげること以上に大事なのは、
そして、今いちばん、希薄になっているように感じるのは、
絶対に見放さない、見放せない・・・という、執念に近いような思いなのかもしれない。
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by noraneko_89 | 2006-02-14 22:03 | いい加減にしろ!


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