この仕事に、就いていられる・・・ということ

ひょんなことから、大学生の就職に関わる仕事をされている方とお知り合いになりました。
私が、「養護教諭」であることを知ると、
「なかなかなれないんですよねぇ、優秀なんですね」
と言われた。

優秀であるかどうかは、かなり疑問だけれど(多分運がよかっただけ)、
相変わらず養護教諭は狭き門らしい。
どんなにじたばたしても、結局、ほぼ学校の数以上の席はないからね・・・。


ときどき、養護教諭を「憧れの仕事」と言われることがあり、
(中には、「アンタが思うような、楽な仕事でもオイシイ仕事でもないから・・・」
というのもありますけれども)
そういわれるとあらためて、自分の今いる場所のありがたさを考えたりする。

毎年大勢の養護教諭志望の方々が、涙を飲んでいられるのは事実。
しかも、年々レベルアップする養護教諭養成教育の内容を考えると、
おそらく彼女たちは、私なんかよりもずっと立派な理念や知識をお持ちなのに・・・。


養護教諭という仕事は、縦のつながりを無視できないと日ごろから思っている。
私が今日、このように快適に働けるのは、ほかならぬ諸先輩方のおかげ。
そして、それを受けた以上、後輩に対して、何かは残さなければ、伝えなければ
・・・そんな気持ちがある。


公立学校に勤めていると、とりあえず、
「今年の受験者にアンタなんかよりずっと有能そうな子がいるから、
アンタ辞めてくれない?」
なんて言われることは、まずない。
それに、胡坐をかいているのは、いけないことだ・・・と思った。
「一種免許取るの、かったるい」なんて言っている私が
のうのうとしていてはいけない・・・。


教育界は先細りの予感だし、教員の待遇がアップする可能性もほとんどない。
見通しの暗い教育界だけれど、考えてみたら、
歴史の浅い養護教諭の可能性は、まだまだどんどん、広げていかれるかもしれない。

私にだって生活があるから、後輩のために席を空けてあげることはできないけれど、
養護教諭の力、価値、存在意義をアピールしていくことならできるよね。
もしかして、もしかしたら、そういう現職の努力が、
複数配置の道を開いていくことにつながるかもしれないものね。


頑張らなきゃ・・・と思った瞬間でした。
[PR]
by noraneko_89 | 2005-12-04 23:07 | 縦横のつながり


<< インフルエンザ 乱暴に訊く >>